ビートルズで英語のお勉強
第3回 仮主語の it
主語が長くなった場合、主語が述語動詞と離れてしまって文意が伝わりにくく
なります。 そこで軽いitを主語の位置に仮に置いておき後ほどゆっくり主語を表そう
というのが仮主語構文(形式主語とも言います)です。
仮主語のit は後ろに来る不定詞(to)以下やthat以下を受けることが多いです。
またit が目的語の位置におかれる場合もあります。 その場合は仮目的のit といいます。
解釈(訳しかた)は本当の主語である(to)以下やthat以下をまず訳して、それを
it に代入します。
仮の主語 本当の主語
1) Gee it's good to be back home. (Back In The USSR.)
it's good ⇒ 素敵だ
to be back home ⇒ 家に帰ること したがって
「家に帰るのは素敵だ。」となります。
2) Now it's time to say good night.
Good night, sleep tight. (Good Night)
もうお休みを言う時間になったね。
お休み、ぐっすり眠ってね。
3) You don't know what it's like to listen to your fears. (Hey Bulldog)
what it's like どんなふうであるか
4) My tears are falling like rain from the sky
Is it for her or myself that I cry. (I’m A Loser)
it にthat以下(僕が泣く)を代入して訳します。
涙が空から降る雨のように流れる。 この涙は
僕が泣くのは彼女を思ってか、それとも自分のためなのか?
5) Is it right that you and I should fight every night? (It’s Only Love)
時には前から訳してもいいかもしれません。
Is it right これでいいのだろうか?
that you and I should fight every night?
毎晩君と僕が言い争いをするなんて。
なおshouldは省略される場合もあります。
6) She said "I know what it's like to be dead.
I know what it is to be sad" (She said, She Said)
3番にもでてきましたがwhat it's like
「どんなふうであるか」は覚えてくださいね。
to be dead. to〜は 「〜すること」
「死ぬということ」
7) It's getting hard to be someone but it all works out
It doesn't matter much to me (Strawberry Fields Forever)
someone ひとかどの人物、 ちゃんとした人間
it all works out すべてうまく行くよ。(なんとかなる)
matter 重要である
ちゃんとやっていくのは段々難しくなっていくけど、うまく行くものさ。
僕にはどちらでもいいことだけどね。
8) Would it be too much to ask of you,
what you're doing to me? (What You’re Doing)
Would it be too much やりすぎになるだろうか?
to ask of you, 君に尋ねるとしたら
what you're doing to me? 僕に対して何をしているのと
(文法)本来ならwhat are you doing to me? となるのだが
文の中に使われたときは語順がS.Vになる。〔間接疑問文〕
なお疑問符はWould it be too much〜 からくるものである。