第二回 「並みのミュージシャンならネタ切れ?!」

ビートルズ セカンドアルバム

       

 

 

            

英国With the Beatles              米国Senond Album                      日本Second Album

  de B: It won’t be long                 A : Roll over Beethoven                 A: Can’t buy me love

All I’ve got to do                      Thank you girl                              Do you want to know a secret?

All my loving                          You’ve really got….                       Thank you girl

Don’t bother me                      Devil in her heart                          A taste of honey

Little child                            Money                                        It won’t be long

Till there was you                   You can’t do that                           I wanna be your man

Please mister postman                                                                 There’s a place

Side B: Roll over Beethoven             B : Long tall sally                           B: Roll over Beethoven

Hold me tight                        I call your name                            Misery

You really got……                   Please mister postman                   Boys

I wanna be your man             I’ll get you                                      Devil in her heart

Devil in her heart                   She loves you                                 Not a second time

Not a second time                                                                     Money

Money                                                                                Till there was you

 

さて2枚目のセカンドアルバムですが、イギリスオリジナルはいきなりボーカルで

始まります。そういえばデビューアルバムはポールのカウントでライブ風に、この

2枚目のWith the Beatles ではイントロなしのボーカルで、3枚目のA Hard Day’s

 Nightはギター、ピアノのジャーンの和音、そして4枚目のBeatles for Sale では

ジョンのThis happened once before のイントロなしのボーカル、極めつけは、

またまたジョンの悲痛?な叫び声「ヘウプ」で5枚目のアルバムがスタートしますね。

 

イントロなし、というそれまでの常識やぶりの楽曲、まさにビートルズのパワー

の源といえるかもしれません。 

They need no introduction. The Beatles!  (みなさんよくご存知のビートルズと

いう意味とビートルズにはイントロ不要との掛詞です。)

 

アメリカ盤ではオープニングで温存しておいたRoll Over Beethoven  

その他手持ちの曲をかき集めています。 シングルのShe Loves You、イギリスで

EPで発売になったLong Tall Sally 等でヒット曲が満載というような雰囲気をかも

し出しています。

 

アルバムPlease Please Me の版権をキャピトルが当時まだ所有していなかった

ので苦心の作といえるでしょう。 

 

それにしてもジャケットを見ると目玉曲としてShe Loves You Roll Over Beeth-

oven より先にクレジットされていますね。 アメリカではアルバムの一番最後の

曲がB面一曲目よりインパクトがあったのですか。   日本盤ではA面、B面の

それぞれ一曲目が目玉曲となっています。

 

レコード屋さんで試聴をする時にA面とB面の一曲目を聞いて買う決心をする人が

多かったのです。 従ってそこに強力なヒット曲を入れておくというのが日本の

レコード会社の戦略となっていました。

 

特に当時は2〜3曲ヒット曲が生まれるとそれを中心にLPを作りましたので、

多くの歌手のレコードはその他の曲はとってつけたような駄作が多いのが普通でした。 

 

余計な話だけど試聴したレコードはどうしたのでしょうね。  順繰りに売って

いたのでしょうね。 きっと。 ちなみに僕は試聴したことはありません。

 気の弱い僕は買わなければというプレッシャーが苦手でした。

 

日本盤も苦心の跡が見られますね。 「アメリカがくしゃみをすれば日本は風邪

を引く」なんて言葉がはやっていましたので基本的にはアメリカに右にならえですね。

  Can’t Buy Me Loveが、かろうじて間に合い、それとRoll Over Beethoven

フィーチャーしてこしらえたみたいです。

 

一枚目のMeet the Beatles! でこれでもか?とヒット曲を惜しげもなく並べて

しまってもアメリカとちがってアルバムPlease Please Me の曲も使えましたので

余裕が感じられますね。

 

でも一枚目がベストアルバムみたいに超強力アルバムだったので、「このセカンド

アルバムはなかなか良い。」という人は「渋さ好みの通である。」という評価を受け

ました。 

 

僕が買ったレコードのお話を少し。  一ヶ月のおこずかいが300円だったか

500円だったか記憶が定かではありませんがえらく高い買い物という印象でした。

   シングルは盤は330円していました。

   シングル盤  Please Please Me / Ask Me Why

                          She Loves You / I’ll Get You

Do You Want to Know a Secret? / Thank You Girl

  

そのうちにコンパクト盤が発売されるようになりました。  LPはかなり

高かったので500円で4曲、しかもコンパクト盤はミニベスト盤の趣がありました。 

よく売れたと思います。  ベンチャーズやビーチボーイズ、ハーマンズハー

ミッツ、デーブクラークファイブ、ローリングストーンズなんかも4曲入りの

レコードが人気がありました。ステレットとかいっていたはずです。

 

   33回転というのもなんとなく落ち着いたし。 45回転はなんかレコードが回って

いるのを見ているとせわしくてね。  音質は45回転のほうがいいのでしょうが、

 

なにしろサファイア針のポータブルプレイヤー(モノ)では違いはわかりません。   

それにシングル盤は真ん中に穴が開いていて(ドーナツ盤と呼ばれたのはこのせい

です。)

アダプターをつけるのが面倒でした。  またこのアダプター、なぜかよく

居所がわからなくなるのですよ。  何度買い換えたことか。  買った後で何度

出てきたことか。

そうこうしているうちに今度はその2つともが見当たらない。

 

   僕が初めて買ったビートルズのコンパクト盤はラジオでよく流れていたギターの

弦に触ってしまう音のするII Feel Fine が入ったコンパクト盤(4曲いりEP)

でした。 

ジャケットの写真が魅力的だったのと最後の「ホツ ホツ」がお気に入りでした。

ジョンのSlow Down の「アオ!」も「ブルルルルー」もめっちゃかっこいい。

 それにしてもジャケットの裏に書いてあったようにカナダに「ビートルズ山」

って本当に出来たのかな?

 

収録曲  Long Tall Sally / Match Box / I Feel Fine  / Slow Down

              Do You Want to Know a Secret? / Thank You Girl を買った時、

B面のThank You Girl を聞いてたまげました。 ハーモニカが入っていない!

  僕は主にN君にテープを借り、S君からシングル盤(彼は殆ど全部買っていました)を

借りてコピーして聞いていました。   N君のテープのハーモニカが入っている

バージョンのThank You Girl を聴きなれていました。

そこでそのレコードを持っていってN君に聴いてもらったのですが「なんだ。これ?」

  といった感じで未完成の曲には彼はその時は興味を示しませんでした。 録音しておく? 

ときいても別にいらないよって返事でしたね。 彼のテープはSecond Album

アメリカ編集が入っていたのでしょうがはっきりしません。

 

その後日本盤のセカンドアルバムを買った時、やはりあのハーモニカは入っておらず

不思議に思った記憶があります。  大分後になってからです。 アメリカ盤の

セカンドアルバムに入っていたことに気が付いたのは。 しかもアメリカ盤は録音と

いうか音の響きが新鮮でした。

 なんか回転も遅かったし。

 

 ハーモニカといえばビートルズの英国オリジナルシングル第1弾から第3弾までは

ハーモニカが重要な楽器でした。 Love Me do, Please Please Me, From Me To You

です。 ジョンはハーブといってましたね。 Love Me Do ではポールにリード

ボーカルを譲ってもハーモニカを重要視しています。

 

N君はステレオを持っていてしかも高性能なテープレコーダーも持っていました。

彼はレコードを買わずにラジオでチェックしてライブラリーにしていました。

 悔しいことにずーといい音がしたのです。

こっちはレコードを買っても再生装置がたいしたことないから、しょぼい音なのに。 

 

僕はそれが悔しかったのか彼にはレコードをあまり貸したがりませんでした。

当時から意地悪だったのです。

 

彼のテレコもすごい代物でマイクの入力端子にエレキのコードをぶち込んで

アンプ代わりにしてましたよ。 彼は。 ベンチャーズの曲が上手でしたね。

あのテケテケテケね。 わからない人も多いと思いますが。

 

あ、そうそうA Day in the Life のスタジオアウトテイクでポールがベースギターで

これをやっていますよ。

  

 

  N君とは中学卒業後縁が切れてしまってもう35年になります。  

元気にしているかな?

ビートルズまだ好きでしょうか?              第2回 完

 

                各国とも2枚目のアルバムには苦労しているみたいです。 

カナダは2枚に渡っています

 

         

 ドイツ             カナダ           カナダ

 

 第1回  「ビートルズ登場!」 ファーストアルバム

第2回  並みのミュージシャンならネタ切れ?  セカンドアルバム

第3回  ビートルズがやってくる! ヤアヤアヤア。

第4回  初めてステレオで聴いた「たまねぎ頭

第5回  カイリー

第6回  ビートルズ台風日本上陸

第7回  2枚LPゲットのお正月と宇宙中継

第8回  万華鏡みたいなホワイトアルバム

第9回  ビートルズ解散